第百十二話「目撃せよ! ジオラマ舞台裏」 |
1、2、3、スンジラレナ〜〜〜イ。ちょっとちょっと! ジオラマ、流行ってんじゃないの!? 何、このジオラマ率は! この原稿書いてる途中に、またまたジオラマ発注が… う〜ん、CGや2Dなグラフィックデザイン全盛なだけに、こういうオルタナティブな立体感を世間が本能的に欲してるんだろうか。もう、今年はジオラマ年ということでハラをくくりました。カモン、ジオラマ!
まずはクライアントの要望をできるだけ忠実に再現。でも経験上、これでは構図がうまく行かなそう… 撮るポイントが少なそうだし、ジオラマとしての魅力もイマイチかな… |
というわけで、勝手に円形にレイアウト・アレ〜ンジ! 先方に事情を説明したところ快諾! う〜ん、こういう柔軟なクライアントがもっといればいいのにね〜。みんな、もっと僕たちを信じて! |
レイアウトの変更も決まったし、いよいよノッてきました。校舎はスチレンボードで制作。 |
体育館やプールもつくって、地面をザックリと色分けしたら… |
フンギャッ!と全体に色を塗る。グレーで昭和な感じでね〜。 |
机とイスもね〜。 |
おお〜こういうカンジだね。昔を思い出しながら! 今、建物の建築現場を経験してるから、それがとても役に立つ。 |
白線も引いて引いて〜。ウェザリングも! 写真に撮るとキレイに写っちゃうから思い切り汚しちゃってください。 |
作・演出の長塚圭史さんも現場にいらして、自らアイデアを出しながらの撮影!
予定外のものがたくさん撮れておなか一杯です! ポスターも出来もさることながら、鑑賞者に配られるパンフレットには更にいろんなジオラマカットが使われているはず。どんなデザインか楽しみすぎる!
舞台も観たい! |
SunSet Swish のジャケット、行ってみよう! 遊園地は要素が多すぎて、工夫しないとすぐに予算オーバー。バランスとって行こう! |
う〜ん、やっぱり造形の数、塗りの数が多い! バイト雇おうにもアトリエ狭し! 頑張りましたよ〜美術メン! |
撮影が終わってから知ったのだが、映画とのタイアップもあってテレビやラジオで良く耳にするシングルCDだ。活躍が楽しみですな。 |