2011年12月21日 16:37 - CATEGORY: アトリエカフェ, スタッフ
12月20日。
茨城県にある、英国アンティーク家具のWARE HOUSEへと買い物に行ってきました。
買い物の目的は、喫茶コマドリ に置く椅子や机等を探す事。
WARE HOUSEには、雰囲気のある素敵な家具が沢山ありました。
テレビドラマや映画などに家具を貸し出していると聞いて納得です。
椅子も机も本当に沢山の種類があり、どれを購入するか迷うほど!
その中で厳選され、コマドリの一員となった2種類の椅子を紹介いたします。
こちらの背もたれ無しの丸い椅子は、カウンター用。
カウンター用の椅子はなかなかどれにするか決まらず、悩みに悩んで皆で意見を出し合い決定したものです。
クッション部分の布は、これから新しく張り替えるらしいので、とても楽しみです!
5脚購入しました。店内の雰囲気にバッチリ!
こちら椅子は、テーブル席用。骨の部分が金属なのでガッシリとしていて重め。
前の写真で2つの椅子の高さが違うのには気づいてくださいましたか?
この椅子はレバーを動かす事によって、高さ調整ができるんですよ。
こちらは4脚購入。
この椅子と一緒に机も購入しましたが、まだコマドリに届いていないので他の机と並べてみました。
床の色、部屋の他のアイテムと相性バッチリ!
どんどん進化・完成していく喫茶コマドリ。オープンが楽しみです。
はしもと
2011年12月21日 8:00 - CATEGORY: INOUE, アトリエカフェ, イベント, 制作風景
作品が届きました。デカい! 5人がかり!
作品の梱包箱が、倉庫にも屋上にもどこにも入らないことが発覚…! 保管しておく場所がありません。やむなく建物のウラのわずかなスペースに押し込むパンタグラフメンバーたち。
全然解決してないけど、とりあえず満足顔。おとなりさん10日間ごめんなさい。
普段は撮影スタジオ&PC作業場の1階。空間を区切ってギャラリースペースを設けます。
会場と並行して、作家の設営も同時進行。設営期間、たった二日!
天井吊りの作品もあります。こんなこともあろうかと、パンタグラフの天井は撮影や展示でモノが吊れるように等間隔でネジ穴が仕込まれています。
2件隣の「喫茶コマドリ」でも展示作品の設営。ここはお茶を飲んで歓談するための休憩スペースなんだけど、不思議と作品が古民家にマッチッチ。
コーヒーのいれ方講習会。鍋パーティーには慣れているパンタグラフだけども、喫茶室は初体験! 緊張します。
展覧会にお越しの方には、コマドリマスター特製の“のどか展オリジナルクッキー”と、コーヒーの差し入れが! 展示やポートフォリオ、コマ撮りアニメを見ながらくつろげます。これサイコ〜
会場では体験作品もアリ。これは今回だけではモッタイナイくらいのとても良い企画。またの機会にもやってほしいな。
一度やるとハマります。
寒空の中ありがとうございます。みなさん随分とゆっくりされていきました。オープンしたらまた来て下さい!
クロージングの日にはトークライブのUST配信も! DJはおなじみのブラックマグマさん。
できたばかりのコマドリの唄を生演奏で聴きながら、東神奈川の夜は更けてゆきました。
ここ数年はプレゼンイベントやトークイベントが中心だったパングラギャラリー、気がつけば展覧会としてはヨシタケシンスケ展以来、3年ぶりのギャラリー展示企画となりました。あえてトリエンナーレの時期は外し、師走の忙しさに入る直前あたりの時期を選びました。集客はなかなか思うように行きませんでしたが、会期中に「ヨコハマ経済新聞」さんに取材していただいてからは、記事を見た一般客やご近所の方もチラホラ… 喫茶室も併設し、お茶を飲みながらゆっくり作家と話したり(作家さんにはほぼ毎日会場についていただきました)、ポートフォリオを見たり、会場であるパンタグラフの活動内容を知ってもらったり、逆にお客さんの作品を見せて頂いたりと、単に作家の作品を見せる場というだけでなく、人が集まり刺激を受け、また新しいものが生まれてきそうな、カタカナでいうとグルーヴとかムーヴメントとか、そんなうごめきの中心に坂本のどかの作品がある…と、そんな理想的なサイクルが少しは垣間見れた気がしました。
展示空間はどっぷりと自分に浸れるような、気のせいか湯気や湿気を感じさせる、そんなプライベート空間が体験できました。ワークショップ作品もあり、完成品を持ってコマドリに行けばお茶も飲めるという、気の届いた構成力と力加減は絶妙。販売作品の「脳みそ石鹸」は思わずポンと手を打ってしまう説得力があり、そのハマり方の気持ち良さからか良く売れました。 会場側としては反省点も多々あり… いやでも初個展としてはとても成功したのではないか?とも思ったり。様々なことを考えさせられた坂本のどか展でした。
みなさんお疲れさまでした! ご来場のみなさま、ありがとうございました。
★展示写真は「アートイベント」ページでご覧下さい。
INOUE
2011年12月5日 0:34 - CATEGORY: スタッフ
はじめまして、美術くん(アトリエスタッフ)の橋本です。
12月に入り寒い日が続いていますね。
12月と言えば。。2日から11日までの間、ADビルの一階では坂本のどか展が開催中です!
バスタブなどの水周りの物がモチーフになった作品が展示されております。
真っ白なコースターの上に排水溝を乗せてクルクル回転させながら
穴を色鉛筆でなぞってオリジナルのコースターを制作するというワークショップもあります。
素敵な空間になっておりますので是非お越し下さい。
はしもと
2011年12月2日 9:20 - CATEGORY: アトリエカフェ
まもなくはじまる坂本のどか展 {( private ( ) public )}も着々と搬入が進み、
見慣れたパンタグラフ1階スペースが、とても緊張感のある良質な空間へと変化しました。
近年、国内外で活動の幅を広げている坂本のどかさん、
今後益々の活躍が見込まれる注目の若手作家です。
この機会を是非お見逃しなく!皆さまのご来場をお待ちしております。
坂本のどか展 {( private ( ) public )} 特設webサイト
2011年12月2日(金)‐12月11日(日) 11:00‐19:00(会期中無休 入場無料)
会場:http://www.pangra.net/
展覧会期間中にあわせて解放されるアトリエカフェは、現在も絶賛改装中です。
例えば、期間中にトイレのドアがついたり、客椅子が運び込まれたり、
電気工事のおじさんがやってくることもあるでしょう。
変化してゆく空間をご堪能いただければ幸いです。
メニューの整った立派なカフェとはいきませんが、簡単なお茶とお菓子を提供します。
展覧会DMをお持ちになり、ぜひお立ち寄りください。(open13:00-18:00)
さて、アトリエカフェ改装記です。
9月後半の2週間、カフェにプロの技が結集しました!
早速、壁がぶち抜かれました。いきなり風通しのよくなった店内。
そして出るわ出るわ大量のゴミ!残置物もあったので、とにかく沢山でました。
あ、でも使えるものはしっかり流用しています。エアコンや電傘等、まだまだ動くぞ使えるぞ。
大工さんに腐った床下を補修してもらった後、無垢材のフローリングに。裸足でも気持ちいいです!
続いて左官さんの登場。床のコンクリートが割れてしまって凸凹!かなり荒れた状況でした。
キラーンと綺麗なフラット床が登場!これでもう転ぶ心配もありません。
こちらは床に散らばる紙片たち、バッサバッサとどんどん増えていきます。さてこれは…?
クロス張り職人さん。大きな機械が運び込まれ、あっと言う間に壁面が貼り替えられました。
壁紙選びも空間を印象づける大事な作業!もう悩みに悩みまくって、ギリギリで決断!
みんなの意見を聞きながら考え抜いた最後は、一番好きな壁紙を選びました。
パターンデザインの先駆者、モダンデザインの父と呼ばれるウィリアムモリスの作品です。
この画集はパターン画にハマっていた高校の時に古本屋で見つけたもの。
モリスらしい騙し絵のような細かいパターンの中には、ウサギと鳥が隠れています。
こちらは建具屋さん。玄関戸をアルミ製から薄ガラスの入った大正時代のアンティーク引き戸に。
はめ込む前に塗装を削ったこの明かり取りは、もともと幼稚園で使われていたそうです。
他にも電気設備工事、水道管ガス管再配備など、たくさんの業者さんにお世話になりました。
工事を迎えるにあたって大変だったのは、壁紙や手洗器、厨房機器や電気設備等あらゆるものを
まだボロ家の状態を見ながら完成をイメージして工事までに発注しなければいけなかったこと!
形や色、サイズ諸々を決定して、取り付けてからやっぱりこっちに…とはいかないのです。。
実物大の図面を描いて現場に持って行き、やっぱり違う…!なんてことは何回もありました。
しかし悩んで悩んで考え抜いて選んだ決め手は、壁紙同様「一番好きなもの」に。
後悔しない、納得したい選び方の落ち着くところ、結局は「好き」か「嫌い」かでした。
職人さんたちの作業は毎日遅くまでかかりました。それでも納期にきっちり引き渡し。
「とりあえずやることはやったから、あとは頑張りや」と引導を渡された我々。
それもそのはず。何よりも経費削減のため、自分たちのできることは自分たちで。
すべての木部やタイル、外壁がまだ未塗装の状態なのです。
プロから渡された引導!はたして上手く引継げるのか??
次回、パングラ&サポートスタッフによる「あれもこれも塗装隊☆」いよいよ出番です!
追記:
今回の工事を総括していただいたのはリノベーション会社グリーンネストさん。
なぜこの業者さんに決めたのか、これも絶妙なタイミングと不思議なご縁があってこそ。
こちらはいつかの機会にお話したいと思います。
【cafe staff : yasco】